TOP長大総診のフェローシップ
総合診療のさらにその先へ
総合診療にかかわる広い領域をカバーする。
長大総診では、
多彩なフェローシッププログラムにより、
専門医取得の道が開かれています
また、日本専門医機構が定める
「総合診療専門医のためのアドバンスト研修」
として、
を設けています。
グローバルヘルスは世界中のすべての人々の健康を可能な限り達成し、健康状態の格差を縮小することに重きを置いた臨床や研究です。多様な総合診療専門医の活動のなかには、国際貢献や国際交流があり、その根底にある学問領域としてグローバルヘルスが認知されるようになってきました。また、COVID-19をはじめとした感染症は総合診療専門医が取り扱う健康問題において重要な地位を占めます。これらの領域での知識・技能を高め、より多様性のある総合診療医を育成するために、長崎大学病院総合診療科に「感染症・グローバルヘルス研修プログラム」を開設しました。
本プログラムでは、総合的な感染症診療能力の習得・向上に加え、熱帯医学・グローバルヘルスについて集中的な学習機会を提供します。6ヶ月間の短期コースでは長崎大学内に設置される熱帯医学ディプロマコース(DTM&H)の履修および長崎大学病院での臨床感染症研修を、専門医取得コースでは所定年数の研修を経て日本内科学会内科専門医・日本感染症学会感染症専門医の取得を目指します。研修医師のキャリア形成に合わせて柔軟に対応します。
睡眠・覚醒障害診療研修プログラムは、総合診療専門医をはじめとする基本領域の専門医取得後に睡眠・覚醒障害臨床スキルを追加して取得することを目的とするプログラムです。睡眠・覚醒障害が関わる不眠・起床困難・日中の眠気などの症状は、広範囲の疾患群の多くの患者さんにおいて認められる症状です。しかし、この分野の総合的な研修は日本国内では限られた医療機関でしか実施されていません。総合診療専門医の追加スキルとして重要な領域であるため、長崎大学病院総合診療科内に睡眠・覚醒障害診療研究プログラムを創設致します。
本プログラムでは、基本診療領域の専門医として日常診療に従事しながらこの分野を研修する短期間のコースから、日本睡眠学会の専門医取得を目指すより専門的な2年間のコースまで、研修する医師のキャリア形成に合わせた柔軟なコースを準備しています。総合診療専門医を取得されている場合、、プライマリ・ケアの診療を継続しながらこの分野の研修をすることが可能です。睡眠・覚醒の問題への基本的な臨床スキルを取得することにより、プライマリ・ケアの現場での臨床スキルの向上が期待されます。多くの先生方に本プログラムを御活用頂けましたら幸いです。
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